不動産用語集

外構


外構(がいこう)とは、居住、生活する建物の外にある構造物全体を指す言葉である。それには門、車庫、カーポート、塀、柵、垣根などの構造物、それに植栽、また後述するエクステリア関連品も含まれる。
別名をエクステリア(Exterior)と呼ぶが、エクステリアの場合は建築を取り巻く構造物という意味より、建物を取り巻く空間、あるいは環境と位置づけされ、そこにはインテリアのように装飾性、機能性、娯楽性が大きく含まれる。一般にインテリア(内装)の対義語として用いられることがあるが、特性を鑑みるならば根は同じで、それが内部か外部かという違いだけである。もっとも、インテリアは装飾性に特化されているものが多い(インテリアカーテンや装飾家具など)なか、エクステリア製品は装飾性ももちろんであるが、機能性、また後述の娯楽性に重きを置いている傾向がある。
日本に於いては、住宅供給が終わった高度経済成長期から安定成長期に至る間に急速に発展を遂げた。これは日本の住宅が、量から質への転換を遂げた頃と一致している。また近年の本物志向、環境重視、更に余暇活動の重要性の認識されるようになり社会の中で重要なウェートを占めることになり、昨今のリフォームブームにも乗ってエクステリア産業が活性化している。


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋致しました


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